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【第5回】防災公園で正月遊び!G&ECO同期2人で東西対決!

 

新年あけましておめでとうございます。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回、記事を担当するのは京都支社勤務の正司です。

僕はお正月休みに京都に引越しをしてから8か月ぶりに実家に帰省しました。

お正月ということで、成田山の新勝寺にお参りをしにいきました。

僕は今年から前厄に入ったので、本堂で厄払いをしてもらいました。

おみくじも大吉ということでただいまやる気マックス状態です!

 

本日1/17は《防災とボランティアの日》です。

 

1995年の今日、阪神淡路大震災が発生し、

学生を中心としたボランティア活動が活発化したことをきっかけに、

ボランティア活動への認知を深めて防災の強化を図る目的のもと、認定されました。

 

《防災とボランティアの日》のこの日、

防災の知識を広め、少しでも災害にソナエルお手伝いができたらとの思いで

「新春特別企画」張り切ってまいりたいと思います!

 

 

みなさん、「防災公園」ってご存知ですか?

 

「防災公園」とは、防災を意識して整備された公園です。

防災拠点・避難所・避難路といった役割があり、

災害時、住民を守るために様々な防災機能があります。

 

今回訪れた葛西臨海公園もその「防災公園」のひとつ。

 

新春特別企画では、「防災公園」の機能を紹介しつつ、

同期の2人(東の三浦/西の正司)で正月遊びにチャレンジします!

 

 

普段は東京本社と京都支社でなかなか会うことができないので、

今日は思いっきり楽しんできたいと思います!

ぜひ最後まで御覧ください。

 

 

 

こちらは一見普通のベンチに見えますが、

 

 

なんと・・・災害時には、

 

 

こうなります。

 

そうです。かまどに変身するベンチなのです。

 

《葛西臨海公園の「災害用かまどベンチ」に実際に座ってみた。》

 

 

平時はベンチとして、災害時にはかまどとして炊き出しを行える優れものです。

 

フェーズフリーの心ですね!


フェーズフリーとは、普段の生活で使うものを、

平時でも災害時でも役立てる事ができるという考え方です。

 

防災用品のほとんどは、普段はしまっていて、非常時のみに取り出して使うことが多いですが、

フェーズフリーであれば、日常時のいつもの生活で便利に活用できるのはもちろん、

非常時のもしもの際にも役立てることができます。

 

弊社のLPガス&ガソリンポータブル発電機“GD1600SR”も、

平時はキャンプやアウトドアで使用でき、

また災害時はご家庭での防災に使えるフェーズフリーな発電機として開発されました!

 

(※葛西臨海公園では個人ユースでの発電機の利用はできません。
発電機をご使用になる場合は、事前に確認をお願いいたします。)

 

 

 

 

さて次は《防災井戸ポンプ》です。

 

 

災害時には、飲料水としての水だけでなく、

お風呂に入ったり、汚れた衣類を洗濯したりするための生活用水など、

多くの水が必要となります。

 

災害に伴い、「断水」を経験された方もいらっしゃることと思いますが、

一般的な水道管は、地震の影響などで一部でも寸断されてしまうと、

水の供給がストップしてしまいます。

 

一方、井戸は管が地面に向かって垂直に伸びているため、

地震発生時は周りの地面と一緒に動くことにより、

水道管と比較して破損しにくいといわれています。

 

こうした井戸の特性から、

近年、災害に備える防災対策として井戸が注目されています。

 

 

 

《実際に「防災井戸ポンプ」にさわってみた。》

 

 

災害時には、手押しポンプで水を汲み上げることができ、

停電しても使うことができるのが大きなメリットだと思います。

 

 

 

 

さて次に紹介するのは、《防災パーゴラ》です。

 

 

平時は公園の休息場所。

一見よくある公園のベンチに見えますが・・・

災害時には、カーテン状のテントシートを囲うことで

一時避難場所や災害対策本部、救護室、倉庫等として使用することができます。

これも平時と災害時で使用できるフェーズフリーな設備となっています。

 

 

《実際に「防災パーゴラ」に座ってみた。》

 

 

日の光を浴び、背筋も伸びていい気分!

縁側で日向ぼっこをしているおじいちゃんの気分です!

 

 

 

 

最後に紹介するのは、「葛西臨海公園防災情報ひろば」です!

葛西臨海公園のキレイな建物『クリスタルビュー』。

 

葛西臨海公園にあるこのキレイな建物『クリスタルビュー』と凧揚げ格闘中の三浦くん

 

 

その1階には「葛西臨海公園防災情報ひろば」があります。

 

 

そして、防災に関するパネル・グッズ展示をしているスペースがあります。

 

過去に葛西臨海公園で行われた防災イベントや防災訓練の写真、

主な防災施設、防災公園ハンドブックなどが掲示されています。

 

 

グッズ関連では防災グッズや防災食などの実物が

ガラスケースの中に展示されているので、

実際にご家庭で防災備品を準備する際の参考になると思います。

 

 

また、災害時に避難して最も困るものの一つが、トイレではないでしょうか。

給水や電気などが寸断された場合でも利用できるのが「マンホールトイレ」です。

こちらには、「マンホールトイレ」の実物が展示されていました。

 

 

 

防災に関する情報がたくさんあるので、

「葛西臨海公園」を訪れた方はぜひ、こちらの「葛西臨海公園防災情報ひろば」も

訪問することを全力でおすすめします!

 

さて、防災の取材と同時に、せっかく公園にきたので

同期の三浦とお正月ならではの遊びもしました。

公園で思いっきり遊ぶなんて、いつぶりでしょうか?

小学生のとき以来?

インドア派の僕には外遊びはきつかった…

 

 

 

結果は・・・

 

 

 

 

見事、引き分け!

 

 

 

羽つきも凧揚げも堪能し、

お正月気分を思い切り楽しみました!

 

始業日からの「防災公園」取材で、

楽しみながら防災についての知識も深めることができ、

皆さまにお伝えすることもでき、有意義な年明けとなりました!

 

 

年末には日本海側を襲った大雪の影響から停電などの被害が各地でおこり、

実際に電気が使えず、携帯が使えない、暖房が使えないため湯たんぽで寒さを凌ぐ、

温かいものが食べられないなどの様子をニュースで目にしました。

普段どおりの生活を送れず、大変な思いをされた方もいらっしゃったことと思います。

 

 

平時の今こそ、

お近くの「防災公園」や「防災施設」など、ぜひ訪れてみてください。

 

 

普段遊びにいっていた公園に防災の設備があるなど、

新たな発見があるかもしれません。

 

 

次回の「ジーエコぼうさい」では、

今回の記事でも登場した「かまどベンチ」を実際に制作した高校にデザイン部の井髙が潜入します。

そちらもぜひお楽しみに!

 

(ライター 防災士 正司 光輝)

 

 

 

 

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