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【第二回】そうだ!キャンプへ行こう!72時間耐久IN天空の丘

 

『発電機』や『蓄電池』って、ぶっちゃけ本当に災害がきた時どうなの?!
と疑問に思ったことはありませんか?

 

防災対策に『発電機』や『蓄電池』は必要なのはわかってはいるけど、
災害時にどれだけ使えるものなの?

 

災害が起きてから72時間の備蓄と言われているけど、
『発電機』や『蓄電池』を購入して実際に72時間使った人の話ってなかなかないですよね。

 

やるかどうかは別として、そんななんでもかんでも買えへんわ!」って
心の中のお母さんを召喚しちゃいそうになっているそこのあなた!

 

安心してください。G&ECOメンバーが今回しっかり体験してきました。

 

 

時は2022年7月、大阪府内。
弊社関連会社様の太陽光発電所をお借りして、72時間キャンプ生活を行いました。

 

ここには水も電気も家もありません。
山の中に突如現れる広大な土地にいくつものパネルが整然と並んでいます。

 

実際生活した天空の丘発電所

 

“防災”というのは、実はアウトドアと密接に関係しています。

 

災害により自宅や職場に損壊が生じた場合や、
河川の氾濫・土石流・津波などの危険が迫っている場合は、適切な場所へ避難する必要があります。

 

特にキャンプはそう言った“防災”を意識する上ではうってつけです。

 

アウトドア用品が防災時に使えたり、毎日の暮らしやアウトドアでの遊びを通して、
普段から“防災”に役立つ経験や知識を積み重ねることができます。

 

今回、電気のない場所でキャンプをすることによって
『発電機』や『蓄電池』の有用性を見る絶好の場所だと思いこの発電所をチョイスしました!

 

『発電機』や『蓄電池』もそれぞれ大小色々な種類のものを持ち寄りました。

 

 

 

持って行った『発電機』&『蓄電池』

 

ここで今回参戦するメンバーを紹介していきましょう!

 

おがちん

本記事の執筆者。3度の飯より芋焼酎が好き。G&ECOのパワー担当。
パワー担当と言いながら、デザインも行うというバランス型。
こういった過酷なプロジェクトになぜかいつもいるという仕事に対してはドM系隊員。

 

まなちん

G&ECOの元気印とは彼女のこと!いかなる時も元気いっぱい。
ただ今回、心酔する愛犬と離れて過ごす3日間。
犬に会いたくて脱走してしまわないか心配だ。

 

みやもん

ドラえもんでもポケモンでもないその名はみやもん。
今回のメンバーでは最年長。最年長がゆえ、体力的不利があるが
趣味のゴルフで培った暑さ対策をここで発揮することができるのか!?

 

 

てっちゃん

メンバー最年少。若さが何よりも取り柄のG&ECOのイケメン枠。
かっこよさと若さをこの過酷な状況下でも発揮できるか。
女性ファンの期待を背に今回のプロジェクトに挑む。

 

合計4人の個性的なメンバーをかき集めて、
今回3日間過ごしてみたいと思います。

 

まずは住処となるテント貼り。キャンプの基本です。
今回は、タープとテント2張。かなりの物量です。しかも灼熱の大地の上。
キャンプ初心者の4人にとってはかなり苦戦しながら設営しました。

 

「俺でもできるぞ、えっへん。」といわんばかりのてっちゃん。

 

タープの様子。

 

夕暮れ時のテントの様子。

 

また、今回できる限りいろんなことを試そうと、
たくさんの電子機器とありったけの『発電機』と『蓄電池』を持って行きました。
そこで、できるだけいろんなものを使ってみました。

 

EcoFlow社の『蓄電池』とノートパソコンをつなげて充電。

 

まずは、キャンプの記録を残すために持参したノートパソコンを『蓄電池』につなげて充電。
EcoFlow社の『蓄電池』は、家庭用コンセントと同じ純正弦波を採用しているため、
パソコンなどの精密機器も安心して使用することができます。

ノートパソコンを『蓄電池』につなげて難なく充電することができました。

 

 

そして、1日目の夜は、「腹が減っては戦ができん」とのことで腹ごしらえ。
持ってきたホットプレートでみやもんが腕をふるってくれました。

 

 

また、電球をつけてお祭り仕様にしたり、

 

 

また『蓄電池』を使ってプロジェクターとスピーカーで映画上映会をしたり、

 

 

 

もうここまでくるとと多少テンションも狂うのか、
「もうここは家なんだ。」なんて思ってしまいました。

 

『発電機』や『蓄電池』の可能性は、“防災”だけに留まりそうにありません。

 

そんなこんなで、その夜はとても楽しく過ごしました。

 

 

朝起きるとさすがの景色。天使のはしごがとても綺麗。
まさに「天空の丘」という地名にぴったりの風景です!

 

 

ここの最大のバリューは、PL花火の特等席だということ。

今はコロナ禍で、数年間中止が続いていますが多くの人々の心を動かした、
あの夏の風物詩でございます。

ここは山の上。
ちょうどこの方角の延長線上が打ち上げ場所で打ち上がり、
大阪屈指といわれるPL花火を見下ろす形で鑑賞できます。
人混みや交通規制とも無縁の特等席にて、
夜空に咲く大輪の花を独占的にみることができるぐらい景色がいいのです。
そんなことを考えながら景色を見ていると、お日様もかなり高いところまで上がってきました。

 

今日も暑くなりそうです。

 

 

 

昼になり猛暑がメンバーを襲います。

 

こうなってくるとスポットクーラーや扇風機がないととても外にいられません。
一番大きい『蓄電池』のDELTA Proを使ってこの2台を動かし続けていましたが、
充電の減りが尋常じゃありません。

 

『蓄電池』が空になると入れ替え、『発電機』で充電している間に他の『蓄電池』を繋げる。
このローテーションでなんとか耐え凌ぎました。

 

この時思ったこととしては、
『蓄電池』の充電時間の速さはめちゃくちゃ大切だということ。(教訓その1)

 

今回持参したEcoFlow社の『蓄電池』は他のメーカーと違って充電時間の速さがピカイチ。
そういった意味でも、この機種を持ってきてよかったなと痛感しました。

一般的なポータブル電源は、80%までの充電に約5~9時間必要といわれていますが、
EcoFlow社の『蓄電池』は業界最速の充電速度を誇ります。
DELTA Proなら3,600Whもの大容量をわずか2.4時間で80%まで充電可能!

また、もう少し容量の小さいDELTA Max  (2,016Wh)なら1.6時間、
River Max Plus  (720Wh)、EFDELTA  (1,260Wh)なら、
1時間で80%まで充電することができます!

しかも、先日発売された最新機種 DELTA2  (1,024Wh)なら50分で80%まで充電できる
という業界屈指の爆速充電スピードです!

 

また『発電機』もあったことで充電ができたことから、『発電機』と『蓄電池』の併用にして本当によかったです。

 

今は台風などで夏場の災害が増えていますが、同時に避難時の熱中症対策も課題になっています。
確かに経験してみると、これではみんな干からびて干物になってしまいそうになります。

 

干物にならないためにも停電対策は必須ですね。

 

 

最終日です。

 

メンバーの顔にも疲労感が見え始めて口数も少なくなってきました。
特に過酷な暑さとの戦いは体力を奪っていき、とても疲れます。

 

そんなメンバーに追い討ちをかけるようにハプニングが襲います。

 

 

突然の豪雨。
さっきまでは晴れていたのにみたことない強い雨が襲います。
山の天気は変わりやすいと聞いていたけどもここまでとは、、、

 

『発電機』や『蓄電池』は防水仕様ではありません。
パワー担当のおがちんを中心に、急いでずぶ濡れになりながら避難しました。

 

こうなってしまうと電気どころではありません。

 

『発電機』や『蓄電池』を購入しても保管場所・運用場所をしっかり決めておくことが大事だなと感じました。
(教訓その2)

 

 

 

そして無事72時間走り抜けました。

1日目の夜のあのテンションはどこに行ったことやら、
メンバーみな疲労困憊で、改めて家や電気の大切さが身に染みました。
元気印が持ち味のまなちんも疲労困憊のご様子。

72時間試験もおわり疲れもピークに。

 

災害発生から「72時間」の備蓄が言われているというのは
裏を返せば「72時間」は助けが来ない可能性が高いともいえます。

 

今回私たちは「72時間」というゴールが見えていましたが、
実際はいつ救助がくるかわからない、
もしかしたら「72時間」を超えても来ない可能性もあり、その絶望感は計り知れません。

 

今回は電力対策にはやりすぎというほどの『蓄電池』と『発電機』の量を持っていきましたが、
実際はそこまで買い揃えることは難しいので、量ではなく、
どんな時にどうやって使うかというシュミレーションが大事だと思います。(教訓その3)

 

改めて“防災計画”の必要性を痛感しました。
また夏場の災害では“熱中症対策”も不可欠だと思います。

 

今回のようなスポットクーラーがあってもかなりしんどい場面も多く、
そういったものは大きな容量を使うので出力の大きな『発電機』や『蓄電池』が必要となります。

 

事前に、使用予定の電気機器の消費電力や起動電力を事前に確認しておく必要があります。(教訓その4)

 

また実際の運用上では夜間は『発電機』だけだと寝付けないほど音が大きく、
また『蓄電池』だけだと長期間の停電には対応できず2日目のように容量がなくなってしまいます。

 

一番は『蓄電池』+『発電機』のセットで使うとそれぞれを補い合って効率よく運用できると思います。(教訓その5)

 

今回は山の上という極端な場所でしたが、これが都会や住宅地だと状況は違うかもしれません。
災害はいつ起こるかわかりません。それぞれの環境に応じた災害対策をしていきましょう。

 

 

 

あなたは、停電対策は万全ですか?

 

 

 

「NO!」と答えたあなたは、
早速弊社お問い合わせフォームへ進んでいただければ、
今回の72時間耐久キャンプに参加した経験を生かして、
G&ECOメンバーがあなたにあった停電対策のお手伝いをさせていただきます!

 

「YES!」と答えたあなたも連絡していただいて、
まずはお友達になることからステップを踏んでいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

(ライター 防災士 緒方 貴人)

 

 

 

G&ECOの社員は全員「防災士」です。『暮らしに寄り添う身近な防災』をテーマに取り上げ、月1回連載を行っております。G&ECOの最新情報や「ジーエコぼうさい」のコラムを配信しておりますので、ぜひ「メルマガ登録」していただき、私達と一緒にソナエル力を身につけましょう!

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