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【第3回】たいへん!災害時、気になるトイレ事情!!

 

皆さんが当たり前に過ごす生活の中で「あって当たり前・なくなるなんて想像できない」ということは何でしょうか。

 

蛇口を捻れば水が出る、ボタンを押すだけで電気がつく、トイレの最後には水を流す等、日々生活を送る際に必要不可欠であればあるほど、それができなくなった時のことが想像できないものは多いと思います。

 

「災害時、特に心配なことは何か」というアンケートでは4位に「トイレが使えない」とあがっており、また女性の方が男性よりもより多く「トイレ」の心配をしていることがわかります。

 

 

実際「72時間耐久キャンプ(ジーエコぼうさい第2回)」に参加したのですが、メンバーの中で女性は私一人だけ。G&ECOの紳士な男性陣が色々気遣ってくれましたが、やはりトイレがすぐに行ける距離になく、不安でした。

 

「非常用トイレ」について社内で話していたところ、吉村さんが株式会社カワハラ技研様が開催する「ほぼ紙トイレ」の講習会を紹介してくださいました。

 

そこで私たちはその講習会に参加し、「非常用トイレ」について学ぶことにしました!

 

これを機に「非常用トイレ」について学び、災害時の不安を少しでも減らすことが出来ればいいなと思います!

 

 

今回参加のメンバーは、こちらの3人!

 

普段、東京本社で仲良く仕事をしているメンバーです!
いつものチームワークで「ほぼ紙トイレ」についてしっかり学びたいと思います!

 

また、明日11/3文化の日は、手塚治虫さんのお誕生日でもあり「まんがの日」であるとのこと。

 

今回はその『まんがの日』にちなんで、コミカルに
ジーエコぼうさい初!まんが形式でまとめてみました!そちらも併せてお楽しみください。

 

 

「ほぼ紙トイレ」は、全て可燃物として処理できる上部と、
し尿を溜めるタンクを組み合わせて作ります。

 

使用後は、上部もタンク(貯留物バキューム後)も可燃物として最終処理出来るため、
環境にも優しいトイレです。

 

工具なしで組立ができ、軽量で完成時は43.5kg。

 

軽量にも関わらず、なんと、約1600回分(約50人で1週間)使用可能です!!!

 

組み立てもとても良く考えられており、所要時間20分で完成することができました!

 

パネルとパネルを繋げる時や、パネルとタンクを繋げる時もリベットをはめるだけなので、
とても簡単で思っていたよりも軽量。女性だけでも組み立てることもできそうです。

 

実際に出来上がった「ほぼ紙トイレ」は窮屈さもなく、
快適に使用できる広さ(お子さんと一緒に中に入れます)で、
揺れたりせず丈夫さも感じられました。

 

片付けは、組み立ての作業を巻き戻すだけなので、とても簡単です!
『必殺仕事人』吉村さんの登場で、スピードもUP!

 

元あったボックスやタンクに戻す必要があるので、丁寧さを求められますが、
協力しながらあっという間に片付けることができました!

 

「ほぼ紙トイレ」は、災害時でも組み立てられやすいように部品が全て収納されていたり、
組立時・解体時共にスプーンを使うなど工夫が随所に施されていてとても感動しました。

 

事前の備えが大切といいますが、今回このように「ほぼ紙トイレ」講座に潜入し、
体験することで、災害時、トイレは本当に必要な物だということを、改めて感じました。

 

「ほぼ紙トイレ」は、備蓄もしやすく、2人で組み立てられ、
救援を待たずに即使用できるので、災害時、非常に役立つと思います。

 

また人感センサー付きLED照明が付属していたり、
ドアが鍵付き内開きなので、夜でも暗い中トイレに行くこともないですし、
女性が安心して利用することが出来ます

 

バイオ製剤も付属しており、防臭・抗菌対策もバッチリです!!

 

災害時にはパニックになることなく、落ち着いて行動することが何より大切です。
避けては通れないトイレの問題は、事前にしっかり考え備えておく必要があります。

 

「ほぼ紙トイレ」は全国の自治体や教育機関、アミューズメント施設などで導入されているとのこと。
いざというときにこの「ほぼ紙トイレ」が活躍すれば、災害時、多くの方々の不安な気持ちを軽減させることができ、それが安心につながると思いました。

 

今回この「ほぼ紙トイレ」講座に参加させていただき、とても勉強になりました。

また、他にもこのような機会がありましたら、ぜひ潜入して皆さまにお伝えしたいと思います!

 

(ライター 防災士 植田 愛)

G&ECOの社員は全員「防災士」です。『暮らしに寄り添う身近な防災』をテーマに取り上げ、月1回連載を行っております。G&ECOの最新情報や「ジーエコぼうさい」のコラムを配信しておりますので、ぜひ「メルマガ登録」していただき、私達と一緒にソナエル力を身につけましょう!

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