ジーエコぼうさい【第27回】G&ECO夏の恒例企画!72時間耐久試験 in 天空の丘[第2弾]レポート!
みなさん、こんにちは。
今年もやってきました!G&ECO夏の恒例企画、72時間耐久試験。
( 前回の耐久試験の様子はこちらからご覧いただけます。
ジーエコぼうさい1周年企画で人気の記事\第1位/に輝いた伝説の回です!)
今回の舞台も大阪の天空の丘。
真夏の酷暑のなか、私たちは発電機ELSONA「T-7500」に加え、
2024年12月発売の新機種「GD5000SR」を投入し、
2機種同時の72時間連続運転に挑戦しました!
持参した「発電機ELSONA」のフルラインナップ
(「GD1600SR」は前回の試験で無事72時間連続運転の試験をクリアしたのですが、
18.5kgと軽量で持ち運びしやすいため今回の試験でも持参しました。)
今回はこの72時間耐久試験に参加した22卒コンビ東京本社の三浦と
京都支社の正司で試験の様子をレポートします!
前回に続いて2回目の参加です!
前回の教訓を活かして72時間を
乗り切りたいと思います!
初参加で不安もありますが、
72時間の安心を証明してきます!
最後までぜひお付き合いください。
「なぜ72時間も?」と思われた方もいるかもしれません。
実はこの「72時間」という数字、防災では外せないキーワードなんです。
内閣府の方針でも「人命救助のために重要な72時間を意識しつつ」と明記されており、大規模災害では最初の3日間がとても大切だとされています。※出典:大規模地震・津波災害応急対策対処方針(令和7年6月)
1.救助のリミット
建物の下敷きになった人を助けられるかどうかの分かれ目が「72時間」。
生存率が大きく下がるため、救助隊はこの時間を最優先で活動します。
2.物資が届くまでの時間
災害直後は道路が寸断されたり、物流が止まることが多くあります。
行政や自衛隊の支援が安定して届くまで、平均3日かかると言われます。
3.人の体の限界
水なしで人が生きられるのもおよそ3日。
「水は1人1日3リットル×3日分」を備えるのが目安です。
G&ECOでは、この「72時間」をひとつの基準にしています。
災害で電気が止まったとき、発電機が72時間動き続けることができれば、
人命や生活を守る大きな支えになると考えているからです。
72時間耐久試験は、
いざという非常時のときに 「ELSONAは72時間しっかり動きます!」
と胸を張って言えるようにするためのもの。
参加メンバーは東京本社の吉村さん、松本さん、三浦
京都支社の緒方さん、正司の総勢5人!
G&ECOの社員の半数。
そして、開催時期は過酷な暑さの8月の中旬!
エンジンにとって最も過酷な季節をあえて選んで実施しました!🌞
ここからも
G&ECOの本気を感じてもらえるのではないでしょうか?
さて、次に試験の概要や運用方法、
またそこから気づいた災害時の防災対策ついて三浦さんから報告してもらいます!
試験した日の気温や天気をお伝えします!
期間:8月中旬(4日間 テント生活をしながら72時間試験を実施)
場所:大阪府 天空の丘
気温:最高気温 34度 最低気温 24度
試験対象機種:発電機 ELSONA GD5000SR
発電機 ELSONA T-7500
試験中の発電機ELSONA「GD5000SR」と「T-7500」
持参した「蓄電池」や「ポータブル冷蔵庫」「ポータブルエアコン」
また、「発電機」の他に「蓄電池」や「ポータブル冷蔵庫」「ポータブルエアコン」
も一緒にオフグリッドの環境で稼働させ、実際の現場を想定した試験となっています!
前回の試験では発電機は見事72時間動き続けました。しかし、大きな問題がひとつ。
それは—— 人間のほうがバテてしまった ということ。
夏の暑さ対策が不十分で、スタッフの体力消耗が激しく、集中力の維持が大変。
「発電機よりも人間が先に限界を迎える」という、本末転倒な課題が残ったのです。
そこで今回は暑さ対策を徹底強化。
特に大きな助けとなったのが、EcoFlowの「ポータブル冷蔵庫」と「ポータブルエアコン」でした。
これが本当にすごい!
GLACIER Classic ポータブル冷蔵庫
・長時間稼働でも安定した冷却性能。
・キンキンに冷えた飲み物があるだけで、現場の士気は一気に回復!
・肉や野菜も新鮮に保管でき、そのまま現地でバーベキューを楽しむ余裕も生まれました。
「試験現場とは思えない快適さ」が実現できます。
WAVE 3 ポータブルエアコン
・小型ながら驚くほどパワフル。
・テント内を一気に涼しくし、快適空間を確保。
・そのおかげで今回、体調不良者はゼロ。「人間の課題」を見事にクリアできたのは、
この装備のおかげと言っても過言ではありません。
我々の命綱でもあるので
充電がきれないように「ポータブル冷蔵庫」も「ポータブルエアコン」も
「蓄電池」から給電をしながら使用しました。
しかし、その「蓄電池」の充電がなくなってしまうと
「ポータブル冷蔵庫」も「ポータブルエアコン」も使えません。
「蓄電池」の残量が少なくなると「発電機 ELSONA」で充電し、
充電した「蓄電池」を再度「ポータブル冷蔵庫」と「ポータブルエアコン」に繋ぐ。
このサイクルで、72時間の間、途切れることなく涼しい風を浴びることができ、
冷蔵庫の食材も腐らせることなく過ごすことができました!
ここで気づいたのは、どんなに優秀な機能があっても、
充電がなくなってしまうと
ポータブル冷蔵庫も
ポータブルエアコンも
蓄電池(ポータブル電源)も
ただの箱…という事実。。。
「蓄電池」である「ポータブル電源」は電気を貯めることはできますが、作ることはできません。
災害に備えて、「蓄電池」だけでなく同時に「発電機」も揃えておき、
「蓄電池」の残量が0になったら「発電機」から充電するという仕組み
を作っておく必要があると強く感じました。
ここで…
防災対策を考えられている皆様へ
防災対策として「蓄電池」や「ポータブル電源」を備えているお話をよく聞きますが、
「蓄電池」や「ポータブル電源」の充電がきれてしまった時の対応まで想定されていますか?
停電時はコンセントからの充電ができません。
そして曇天の場合も多く、
ソーラーパネルからの充電も時間がかかることが多くあります。
その点、燃料さえあれば電気をいくらでも作ることのできる発電機の力は大きいです!
防災対策を考える上で「72時間」の運用を想定すると、
「発電機」と「蓄電池」のWの運用をお勧めします!
ここからは、実際の72時間の様子を振り返ります。
1日目 ― 快調な滑り出し
天気は晴れ。澄んだ空気と青空に見守られ、絶好のスタート日和。
発電機ELSONA「GD5000SR」と 「T-7500」 はスイッチオンと同時に元気よく始動。
「ブォォォォン!」と安定したエンジン音を響かせ、
72時間マラソンの号砲が鳴り響きました!!!
この時点ではメンバーも元気いっぱい。
冷蔵庫から冷たい飲み物を取り出しては「いや〜最高やな!」と笑顔。
人間の“燃料タンク”も満タンの状態で1日目を終えました。
テーブルを囲む表情からもまだ余裕が感じられます。
2日目 ― ガスとやる気のシンクロ現象
2日目になると状況は少し変化。
慣れない環境で寝不足気味のスタッフが出始め、
発電機の監視は問題ないものの、人間側の疲労がじわじわ蓄積。
「発電機」の LPガス残量 が減るのと同じペースで、メンバーのやる気もDOWN。
「…そろそろ帰りたいなぁ」という声がぽつぽつ聞こえ始めました。
そんな時、救世主となったのが「ポータブル冷蔵庫」。
キンキンに冷えた飲み物をゴクリ。
するとまるでLPガスを新しいボンベに交換したかのように、やる気メーターが一気にUP!
昼には保存していた肉や野菜でバーベキューを敢行。
「発電機」の低音をBGMに、煙と香ばしい匂いが立ちのぼる中、疲労気味のメンバーも笑顔に。
「GD5000SR」は静音性が高く、会話を邪魔しない快適さ。
「T-7500」は力強いエンジン音でまだまだ大丈夫だ!と存在感を示します。
「アウトドア」と「試験」が融合した不思議な時間となりました。
3日目 ― ゴール前の静寂
最終日の夜は、意外なほど静か。
もちろん発電機は動いているのですが、その音に慣れてしまい
気を張っていないと寝てしまうぐらい静か(当社比)
「これホントに回ってるよな?」
と確認したくなるほど落ち着いた音に感じられました。
人間もすっかり慣れてしまい、淡々と燃料交換・稼働チェックをこなすモードへ。
もはや無心のルーティンワーク。
誰に指示されるでもなく、無言で立ち上がり、淡々とこなし、また席に戻る。
72時間で培われた技は、もはや達人の域に達していました。
72時間を超えた瞬間、
メンバーから拍手と笑顔がこぼれました。
「ポータブル冷蔵庫とポータブルエアコンがなかったら、
人間のほうが72時間持たなかったな…」
そんな本音も飛び出すほど。
しかし何より特筆すべきは、
72時間という長丁場をノントラブルで走り抜いた「発電機 ELSONA」。
「本当に72時間、安心して使える発電機」だと自らの手で証明できました。
72時間、「発電機」と共に過ごし、向き合い尽くしたからこそ——
お客様に「本物の安心」を自信をもって伝えられる。
それが、G&ECOがこの試験を続ける理由です。
この72時間耐久試験を体験したことにより、今後の営業の場でも
□「発電機」の製品の安心度
□「発電機」と「蓄電池」とのW運用の方法
□ 実際に試してわかったアウトドア生活でのコツ など
よりリアルで熱のこもったお話ができると思います!
□ 防災対策に関するご相談
□「発電機」に関してのご質問
□「発電機」と「蓄電池」とのW運用について
□ 個人宅から避難所、会社でのBCP対策 など
何でもお気軽にお問い合わせください!
G&ECOでは社員が全員「防災士」の資格を取得しておりますが、
72時間耐久試験を経験して更にパワーアップした私たちが親身になってお答えします!
これにて
72時間耐久試験
レポート完!
次回のジーエコぼうさいもお楽しみに!
(ライター 防災士 正司 光輝 / 防災士 三浦 哲平)
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