ジーエコぼうさい【第18回】今話題の「ぼうさい発電BOX」開発秘話インタビュー
みなさま、こんにちは。
寒い中にも春の訪れを感じる季節となりました。
寒暖の変化になかなか気持ちも体もついていくのが難しいですが、
三寒四温の言葉の意味を噛みしめる毎日です。
さて、今回は1/15に発売した『ぼうさい発電BOX』についてご紹介します。
こちらの『ぼうさい発電BOX』は『発電機・蓄電池・ソーラーパネル』を
セットにした電源に特化した防災ストックです。
「発電機」「蓄電池」「太陽光発電」などエネルギーに関する様々な商品を
扱っているG&ECOならではの強みを活かし、
株式会社長田製作所、株式会社レジリエンスラボと共同でリリースした新商品。
このセットがあれば災害時でも「電気をつくる・ためる・使う」ことができます。
実はこちらの商品、
“てっちゃん”こと東京本社の三浦くんが開発に携わっています。
「ジーエコぼうさい」登場率No.1!
いつも体当たりで取材や撮影に挑んでいる
てっちゃんに『ぼうさい発電BOX』の開発秘話をきいてきました。
今の暮らしにかかせない「ソナエル」の観点からうまれた
電源に特化した新しい商品の魅力についてお伝えしております。
ぜひ最後までご覧ください。
異常気象などにより災害が激甚化し、
防災について考えるお客様が非常に増えました。
しかし、食料や水などは比較的備蓄のイメージしやすいですが、
電気となると何がどれだけ必要なのか分からなくなります。
そういったお客様に、
「これ一つ買えば網羅できるような電源に特化した防災倉庫があれば
電気の防災備蓄を導入しやすくなるのではないか」
と思い開発に至りました。
また、様々なお客様とお話する中で
「地域の皆様に企業として社会貢献したい」
という思いを伺い、
自社の「停電対策」を行いながら「社会貢献」ができるという
「まちのぼうさい充電所」としての機能も加えました。
商品の企画です。
まずは大前提として、
災害時に本当に役に立つ製品を作るため、
10人想定で3日間の電力を確保できる組み合わせを議論しました。
発電機の出力や想定される使用電力量、燃料の備蓄量から算出して
それに見合った商品を選定するのに大変苦労しました。
発電機「GD1600SJ」の定格出力はLPガス 1.53kVA /ガソリン 1.7kVA、
蓄電池「DELTA2」の出力は1,500W(瞬間最大3,000W)で、
消費電力の大きい電子レンジ(1,000W)も問題なく使用できるほか、
複数コンセントの同時使用が可能です。
また、蓄電池「DELTA2」は発電機「GD1600SJ」と
付属の「備蓄専用ガソリン」(4缶入り3箱/合計12本・12リットル)で
16回満充電することができます。
表はあくまで目安ですが、『ぼうさい発電BOX』があれば
たくさんの電気機器を動かせるので、停電時も安心していただけると思います。
一番の推しポイントは、
シンデレラフィットする「防災倉庫」と備蓄品のサイズ感です。
写真の通り、「発電機」や「蓄電池」「ソーラーパネル」「ガソリン」がピッタリ!
※必ず下段に「発電機」「蓄電池」を置いて下さい。上段に重いものを置くと地震などで倒れやすくなります。
※ガソリン缶は、裸缶ではなく、工場出荷時の荷姿(段ボール)のまま保存する必要がありますので、十分ご注意ください。
加えて、災害時には、地域の皆様の電力供給の場としてもご利用いただける
『まちのぼうさい充電所』として
情報の取得や家族の安否確認に欠かせない携帯電話やスマホの充電の場として、
ご利用いただけます。
災害時にかかせないは思いやりや助け合いの場として
「共助」の思いで助け合う電力供給の場としての機能も果たすことができる
のも推しポイントです!
もともと入っている「発電機」や「蓄電池」「ソーラーパネル」「ガソリン」の
他にまだ空いているスペースがあるため、
既にお持ちの防災用品も一緒に収納して使用するのが望ましいです。
また、『ぼうさい発電BOX』をご購入いただくと受けられる「BCP簡易診断」の結果から
まだ備えていないけれど、必要と思われる備蓄品をいれていただくなど、
お客様にあったカスタマイズが可能です。
扉に貼ってあるアイコンはマグネットなので、好きな場所に貼ることができます。
また、扉の内側には「発電機」や「蓄電池」の使い方や注意点を記載した
マグネットを貼付することができるので、災害時も慌てることなく対応できます。
さらに、倉庫はキャスターつきのタイプとキャスターなしの据置型の2種類あり、
用途にあわせてお選びいただけます。
どちらも「転倒防止器具」がセットになっており、
キャスターつきのタイプには「キャスターホルダー」もついているので
危険を未然に防ぐことができます。
ハード面とソフト面の両方を網羅できる点です。
まずハード面ですが、通常防災倉庫は見えるところに置かず、
端っこの隅に追いやられていることが多いのではないでしょうか。
しかし、それではいざという時に初動の対応が遅れてしまいます。
『ぼうさい発電BOX』はデザインがオシャレなので
オフィスに置いても景観を崩しません(むしろオシャレ)。
また、防災倉庫の扉に備蓄アイコンが表示されており、
周りの人が日頃から周知をすることで、初動の対応がスムーズにとれます。
こちらは、株式会社長田製作所のシンプルな防災倉庫に
G&ECOでデザインした付属品のマグネットを貼付けたオリジナルです。
そしてソフト面では、
実務経験豊富な株式会社レジリエンスラボが監修している「BCP簡易診断」がついてます。
現状の取り組みの整理や、今後の課題の検討に役立ちます。
ありがたいことにたくさんのお問い合わせをいただいております。
特に「令和6年能登半島地震」の影響により、
お客様の防災意識も非常に高くなっていると実感しております。
南海トラフ地震は30年以内に70%以上の確率で発生すると言われています。
まずは自分の身を守ること、
そして周りの人の命を守るためには日頃の備えが必要不可欠になります。
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電気の備蓄はできていますか?
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停電すると真っ暗になり、冬は凍えてトイレも使えません。
普段特に意識せずに自由に使えているものが何も使えなくなります。
今年の元旦におきた「令和6年能登半島地震」では、
私も被災地へ支援活動へ向かったのですが、夜は真っ暗で本当に怖かったです。
『ぼうさい発電BOX』は数名〜10人規模の小さなオフィスやご自宅、
マンションや、道の駅など地域の拠点となるような施設への設置を想定しています。
また複数設置することで大きなテナント様まで幅広く対応できます。
さらに、全て単品でご購入いただくよりも
『ぼうさい発電BOX』を1台ご購入いただくほうが金額的にもかなりお得です。
□ 防災意識は高まっているが何から備えたらいいかわからない方
□「発電機」や「蓄電池」の使い方などについて知りたい方
□ 備蓄品の置き場所がなく困っている方
□ 災害時、本当に使える備蓄品を備えたい方 …など
『ぼうさい発電BOX』に関してはもちろん防災にかかわる電気のこと、
またその他お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。
全員防災士の社員が、親身になってご相談に応じます!
(ライター 防災士 三浦 哲平)
G&ECOの社員は全員「防災士」です。『暮らしに寄り添う身近な防災』をテーマに取り上げ、月1回連載を行っております。G&ECOの最新情報や「ジーエコぼうさい」のコラムを配信しておりますので、ぜひ「メルマガ登録」していただき、私達と一緒にソナエル力を身につけましょう!
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