


ジーエコぼうさい【第29回】ジーエコサンタが保育園にやってきた!保育園で防災ワークショップを開催!
みなさん、メリークリスマス!
G&ECO東京本社の松本です。
師走も佳境というところで、皆様は年末いかがお過ごしでしょうか。
忘年会シーズンでお酒をたくさん飲んだり
家族みんなでクリスマスパーティーをしたり
活気があって楽しい季節ですよね。

私はというと
億万長者を目指して、年末の宝くじでも買ってみようかなと、密かに思っています。

このような楽しいイベントもある一方で、
12月は何かと災害の話題が多い月でもありましたね。
地震をはじめ、いつ起こるかわからない災害への不安は尽きません。
だからこそ大切なのは、
「日頃からどれだけ備えているか」
日頃の準備が、いざという時の安心につながります。
そして何より、大人だけでなく子どもたちにも防災やエネルギーの大切さを
理解してもらい、未来を担う世代と一緒に安心を考えることが重要です。
災害時の未就学児施設の防災力向上と、
子どもたちが環境や防災について楽しく学ぶ機会を提供することを目的として
立ち上げられたのが「そらべあソナエルプロジェクト」です。

この取り組みは昨年スタートし、今年で2回目の開催となります。
G&ECOではこの「そらべあソナエルプロジェクト」に協賛しています。
そして今回、当選した2園のうちの1園である
東京都北区の「社会福祉法人絆友会 おうじ絆保育園」で
防災のワークショップを行ってきました!

今回の「そらべあソナエルプロジェクト」では「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」を寄贈しました。応募の条件は、屋根に太陽光発電設備を設置することができる広さが十分でない園や、集合住宅やビル内で未就学児の保育・幼児教育活動をしている園になります。

「ポータブル電源」は非常時や日常生活で電源として使え、天気のいい日には「ソーラーパネル」から充電ができます。「ポータブル電源」があれば、コンセントのない場所などでも電気を使うことができるので、屋外での活動や普段の活動でも使うことができます!
ぜひ防災用としてだけではなく、普段から使っていただきたいと思います!

今回、G&ECOからは
東京本社の松本・三浦ペアで参加をしました!

普段、あまり子どもたちと関わる機会のない二人なので
始まる前から、とても緊張しました(笑)
クリスマスも近いということで
お互いサンタの衣装を着てワークショップを盛り上げることに!
なにやら知らない大人が入ってきたな?という目をむけながらも、
優しい園児たちが我々に向かって手を振って出迎えてくれました。
あたたかい雰囲気に一安心。

「環境と防災」に関するワークショップがはじまり、
保育園の先生が、プロジェクターを使って「そらべあの物語」を通し
「地球温暖化」について園児たちに説明してくださいました。

シロクマの兄弟「そら」と「べあ」が、北極の氷が割れて、お母さんと離ればなれになってしまい泣いているところに、あざらし君が現れて氷が溶けて割れた原因に「地球温暖化」が関係することを教えてもらい、「泣いているだけでは何も始まらないよ」と励まされ、お母さんを探す旅に出る物語です。
そして、旅の途中でたまたま東京に立ち寄った「そら」と「べあ」が登場!
物語が進むにつれて、子どもたちが真剣に聞き入る様子が伺えました。

「そらべあの物語」の後はそらべあ基金さんから「なぜ地球温暖化がおきているのか」、
「それを防ぐためにどうしたらいいのか」といったお話がありました。
電気を作る工場などから排出される二酸化炭素が地球を温めてしまい、
その影響で北極のしろくまさんが困っている現状をわかりやすく解説。

クイズを交えながら、みんなでたのしく再エネの知識を学んでいきました。

園児たちに、電気の大切さ・便利さをつたえるため、
まず初めに手回し発電機を使って扇風機を動かす体験をしてもらいました。

みんな一生懸命ハンドルを回して、「楽しかった!」「疲れた!」
といった感想を口々に話してくれました。
その後、当日までに園にお願いして「ソーラーパネル」で充電してもらっておいた
「ポータブル電源」を使って扇風機を動かすデモンストレーションを行いました。

扇風機の繋ぎ先を「ポータブル電源」に変えて、電源をいれると扇風機がすぐに動き、
園児たちは驚きの声をあげていました。
これなら、太陽光で発電された電気だから地球温暖化にもならないし、
何かあった時に電気が使えて安心ですね!

さらに、日常生活でも役立つ「防災の豆知識」をいくつか紹介しました。
特にリアクションが大きかったのは、
ペットボトルを使った節水テクニックでした。
水の入ったペットボトルの下の方に、小さな穴をあけると
うまい具合に気圧の差がうまれ、
キャップの開け閉めだけで水が出たり止まったりします。
一見すると水が漏れてしまいそうな気もしますが、
意外と漏れない!というところが子どもたちの興味を引いたようです。
「節水の大切さ」をアピールしつつ、たのしく学んでもらえました。

他にもいくつか防災に関する豆知識を紹介しましたが、
これらの豆知識は園児たちだけでなく先生方にも好評でした。

ワークショップが滞りなく終わった後、
園児たちが感謝の歌を歌ってくれました!
クリスマスソングということで、ブラックサンタもノリノリです♪
さらに、手作りのカレンダーまでプレゼントしていただきました!

来年の干支とダルマ要素もあり、縁起がよさそうな一枚ですね♪
オフィスで大事に飾らせていただきます!

今回一緒にやり遂げた三浦サンタに感想を聞いてみると、
________________________
・そらべあさんの進行のうまさに感動しました!
・大人が相手でも、電気や防災の説明をする難しさは感じることもあり、
子どもたちにどうやったら伝わるか色々考えたりして、
とてもいい経験になりました!
・サンタとしては、
「そら」と「べあ」の人気が圧倒的すぎて、
勝てなかったのがくやしい。。。
___________________
というコメントをいただきました!

僕自身も、ワークショップの準備をする中で色々と工夫し
普段気づかない視点から「環境」や「防災」について考えることができ、とても勉強になりました。
今回のワークショップを通じて、
子どもたちに防災や環境問題への意識を高めてもらうことができたと感じています。

今回参加してくれた子どもたちにとって、
未来の地球を守る小さな一歩になれば幸いです。
とても貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
次回の「ジーエコぼうさい」では、
関西園でのワークショップの様子をお届けします!
次回もぜひお楽しみに!
(ライター 防災士 松本 崇洸)

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