ジーエコぼうさい【第26回】防災の日に考える!キャンピングカーで学んだソナエルチカラ
本日、9月1日は防災の日。
秋は台風や大雨など災害の多いシーズンです。
また、日本はいつどこで地震がおこるかわかりません。
アウトドア用品と防災グッズは相関性があるといわれているのをご存知ですか?
過酷な自然環境下での使用を想定したアウトドア用品は、
災害時にも活躍することが多いという特長があります。
実は、G&ECOでもキャンピングカーを利用したことがあります!
なぜ、G&ECOでキャンピングカー?と思われた方も多いのではないでしょうか。
今回のジーエコぼうさいでは、
実際にキャンピングカーを利用した緒方さんと正司さんに色々とお話を伺いました!
キャンピングカーを利用したのは2024年5月。1月の能登半島地震発生からほどなく、能登町へ納品検収に行くことになったのですが、なるべく現地のものを使わずすごせるようにと、移動も宿泊もできるキャンピングカーを利用することにしました。
発電機ELSONAや燃料となるLPガスボンベ、ポータブル電源も一緒に移動しました。
荷物がたくさんあっても移動でき、車内でも仕事ができました。
ただ、能登半島は当時地震発生から5ヶ月たったところで屋根にブルーシートがかかってる民家がたくさんあり、道はつぎはぎでガタガタ、時々とんでもない段差があるなど、復興が進んでいない状況だったので、慎重に運転しました。
道路は片道交互通行だったり、土砂崩れしているところもありました。
この経験は応援購入サイトMakukakeでの被災地支援プラン(募集は既に終了)につながっています。
キャンプにはよく行っていたのですが、主にテント泊でキャンピングカーを利用するのは初めてでした。キャンピングカーは快適で仕事もできました。
非常食で食事をとりました。手軽に食べることができ、忙しい中でもすぐに食事がとれたのでとても有り難かったです。
キャンピングカーの後部と運転席上、それぞれの場所で休みました。
眠れるか心配でしたが、
慣れない環境での運転で緊張して疲れていたのもあってか、朝までぐっすり眠りました。
簡易トイレの「BENKING」も一緒に持っていきました。トイレの素材は発泡スチロールでとても簡単に組み立てることができ、いざというときに頼れるなと思いました。
段ボールに収まっていて持ち運びしやすい簡易トイレの「BENKING」
開けてみると、、、
たくさんの同梱物がはいっています!
付属の「説明書」に組み立て方法や使用方法がわかりやすく記載されているので安心。
組み立て方は簡単で「説明書」をみながらすぐに組み立てることができました。
便座の下部に「ポリ袋」と
「汚物受け」をセットして使います。
一般的な簡易トイレはプラスチック製などで、座ると固くて痛かったり、冬は冷たかったり、ストレスがかかってしまうことも多いのですが、簡易トイレの「BENKING」は発泡スチロール製。
おしりにフィットする絶妙なカーブで、座ったときも快適でした。
冬でもひんやりせず、座ったときに便座が冷たくてヒヤッとしてびっくりすることもなさそうです。
やっぱりポータブル電源ですね。車内でちょっとした家電を使うときや、スマホやPCの充電にはポータブル電源があると便利です。
また、ポータブル電源は残量が0になってしまうと使えません。
更に発電機もあるとポータブル電源の充電もできるのでおすすめです。
PCの充電などで活躍したポータブル電源/発電機からポータブル電源の充電ができます!
夜トイレにいったりでかけるとき明かりがない可能性もあるので、ランタンや懐中電灯があると便利だと思います。
それから、やっぱり簡易トイレもあると便利ですね。渋滞に巻き込まれてトイレにいきたいけどいけないなど、急な体調変化があっても安心です。用意しておくだけで安心感につながりますし、自宅に防災用として普段から常備しておくといざというときに安心なので持っておいて損はないと思います。
簡易トイレの「BENKING」には「エマージェンシーシート」もついています。防寒・防水シートとして利用できる他、野外などでトイレを使用する際でも、目隠しシートとして利用でき心強いです。「クリップ」もついているので「エマージェンシーシート」を「クリップ」で止めて両手を使うこともできます。
ちょっとした折りたたみテーブルやチェアもあると、景色のいいところで車を停めて外でリラックスしたいときなど快適だと思います。コンパクトに持ち運べるアウトドア用品はキャンピングカーとの相性が抜群だと思いました。
キャンピングカーで便利なアイテムまとめ
- ポータブル電源&発電機
スマホやPCの充電、ちょっとした家電を使うのに必須。
発電機があればポータブル電源の充電も可能。 - ランタンや懐中電灯
夜明かりのない場所へ出かけるときや野外で作業するときに便利。 - 簡易トイレ
渋滞や急な体調不良でも安心。
自宅に防災用として常備するのもおすすめ。 - 折りたたみテーブル&チェア
外で食事や休憩をしたいときに便利。
アウトドア用品はキャンピングカーとの相性抜群。
キャンピングカーは単なる移動手段というより
“移動オフィス”としての役割も果たしてくれたようです。
防災の観点からも、万一のときに自立して生活できる仕組みを体感できたのは大きな収穫でした。
そして、眼下にひろがる能登での被災地の様子をみて、
ソナエルことの大切さを改めて痛感しました。
普段からアウトドア用品を防災グッズとして準備しておけば、
いざという時でも慌てず落ち着いて対応できます。
この機会に、防災の観点から色々と想定し、
防災グッズの見直しをしておくのがおすすめです
そして、いざというときに使い方が「わからない」なんてことがないように、
防災グッズをアウトドアで使ってみるなど
時々使って使い方に慣れておくことも忘れないでくださいね。
この記事が、みなさんの“ソナエルチカラ”を高めるきっかけになれば幸いです。
次回のジーエコぼうさいもお楽しみに!
(ライター 防災士 井髙 沙織)
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